散歩してたら、感謝でいっぱいになった話
怪我をして仕事が出来ないので、
病院の帰りに近くの公園に行ってみた。
車で10分位の所にある広い公園で、殆どが
森や林なので、静かなのが気に入っている。
子供ができる前は、鳥を観に妻とよく来た。
一人だと、あの頃のようにゆっくり歩けて良い。
好きな時に立ち止まって、耳を澄ます。
そうすると、色んな音が聴こえてくる。
鳥の鳴く声は今の時期だと、さえずりというより
日々の営みの声。春の「僕はココだよー!」という
高らかな宣言の声とは違って、
「コッチに美味いのあるぞー」みたいな、
仲間とやりとりしてるような感じ(笑)
ガサゴソと落ち葉の上を歩く音もする。
音の違いで、鳥達の重みの違いが感じられるのが、
なんか楽しい。木を叩く音もする。
嬉しかった。久しぶり。
立ち止まっては歩き、歩いては立ち止まる。
音を聴き、空気を感じ、身体に力が漲るのを感じ。
ジョギングしている人の足音が静寂を壊し、
去っていくと共にまた静寂がもどったりして。
本当にいい気分だった。
それでもって、ありがたいなあと。
感謝の対象が、今までよりずっと広がって、
積んであった石垣とか、小さな木の橋とか、
それを作った人達というより、それそのものに。
物も突き詰めていけば波動だから、
記憶もあるし、魂もあるんだろうなって
感じたのでした。全てに感謝したくなった。
大怪我万歳!
散歩してたら、感謝でいっぱいになった。